2歳のしつけで注意すべきこと・やるべきこと7選

イヤイヤ期が始まる2歳児に対して、厳しく叱り付けることはありませんか?厳しくしつけてはいけないとわかっていても、ついつい厳しくなってしまうものですよね。しかし、行き過ぎたしつけは子どもにとっても悪影響を及ぼしかねないことをご存知でしたか?そこで今回は、2歳のしつけで注意すべきこと・やるべきことの7選をご紹介いたします。この記事を読んで頂ければ、普段疑問に感じている「しつけの方法」について解決できることでしょう。

しつけとは?

みなさんは、「しつけ」について、どのようにお考えでしょうか?一般的に、しつけとは、子どもが社会生活をする上でのルールや礼儀作法、習慣を習得するできるのように教育することを指します。ですので、「しつけ」は「教育」と言い換えても良いでしょう。

言葉などがまだ理解できない幼児には、さまざまな態度で「やっていいこと」と「やってはいけないこと」の区別をつけるように教育していきます。例えば、「ご飯の前に手を洗う」といった基本的な習慣を、親が手本をみせ、1人で出来ない幼児を親がサポートするのも「しつけ」になりますね。この動作を一緒にできたときにはしっかり褒めてあげ、できないと罰するなどをして「ご飯の前に手を洗う」という動作を習得してもらいます。この一連の流れが「しつけ」になります。

そもそも2歳の子供にしつけは必要?

結論から先にお話しますね。2歳の子どもにも、しつけは必要です。もう少し詳細にお伝えすれば、何歳からでもしつけは必要です。幼いころから、親子のスキンシップをとり信頼関係を築くのと同時に、少しずつ社会のルールを学んでいけるように関わっていくことは重要なことです。しかし、「しつけ」を行う際に親が感情的になってしまってはいけません。なるべく冷静に、諭すようにしつけていくことが必要です。子どもが1~3歳のうちは、自我も芽生え始め、俗に言う「イヤイヤ期」にも突入します。この時期のしつけは、「命に関わる危険なこと」は強くしつけますが、それ意外のことはなるべく本人の意思を尊重して、やりたいことはなるべくさせてあげましょう。しつけとはやっていいこと、悪いことを教えてあげることなので、感情的に叱ることではないということを念頭におくといいですね。

注意すべき2歳のしつけ方

先ほどから繰り返してお話していますが、しつけは「やっていいこと「やって悪いこと」の教育です。2歳といえば「イヤイヤ期」のピークで、全てにおいて「イヤイヤ」と拒否され、親はストレスを感じてしまいますよね。ついつい感情的に叱ったりしてしまうのですが、しつけは教育ですので、なるべく冷静に諭すことが必要です。叱ったり怒鳴ったりする意外にも注意すべき2歳のしつけ方を3つご紹介していきますね。

叩く・怒鳴りつける

2歳児のしつけのなかで、ついつい怒鳴りつけるなどの行為をしてしまう方、多くいらっしゃるのではないでしょうか?この怒鳴りつける・叩くという行為が日常的に行われていると、脳の発達に悪影響を及ぼすという結果がでています。怒鳴る・叩くの行為で悪影響が及んだ脳は「感情が不安定なときにコントロールする力」や「言葉を聞く・話す」などの能力に支障がでる可能性があります。子どものしつけのために「叱る」という行為は正しいのですが、これが「怒る」という行為になってしまってはいけません。「叱る」という行為は、相手のためを思って行う行為ですが、「怒る」になると自分の感情を相手にぶつけるという行為です。ついつい感情的になってしまいがちな「しつけ」ですが、努めて冷静に、どうしてそのような行動をとったのかと理由を聞くところから初めて、「どうしていけないのか」を伝えられるといいですね。

我慢できなかったことを叱る

幼児期において、我慢ができずにワガママを言うシーンなどが多く見られますよね。そんなときについ叱ってしまいがちですが、そもそも、幼児期は時間の概念が未熟です。「報酬系」という言葉をご存知でしょうか?欲求が満たされたときに心地の良い感覚がでることを「報酬系」というのですが、大人であれば、今の苦しい仕事が終わればボーナスがある、といった風に「長期的な報酬」があることが分かれば短期的な「苦しい仕事」を我慢することができます。しかし、幼児には「長期的な報酬」つまりご褒美があることを理解できずに、我慢することが難しいのです。ですから、我慢できないことを叱っても効果がありませんので、それよりも、我慢できたときに思いっきり褒めてあげることで、脳に「報酬系」の心地よい感覚を覚えさすほうが効果的です。

人格や能力を否定する

子どもがしてほしくない行動を取ったときに、「悪い子ね」「どうしてわからないの!」「意地悪ね」という人格や能力を否定する言葉を使ってしまっていませんか?そのような人格を否定する言葉は、自己肯定感を低くしてしまう可能性があります。小さいころからそのような人格否定の言葉をかけ続けられると、その言葉はずっと心に残り、「自分は悪い子なんだ」「自分は意地悪なんだ」と自己肯定感が低くなってしまい、自分自身では完全に打ち消すことができなくなってしまいます。また、自分のことを一番愛してくれるはずの親からそのような言葉をかけられると、「親は自分のことを愛してくれていない」と、親への不信感が高まります。人間関係の土台となる親子の信頼関係が構築できなければ、やがて周囲の人間関係すべてに不信感をもち、人間不信に陥ってしまう可能性があるため、人格を否定する言葉を使うのは控え、事実や行為のみについて言及するようにしましょう。

2歳の特性に合ったしつけ方

2歳という時期は自我が芽生えて、何でも自分でやりたがり、親の口出しに全て拒否する「イヤイヤ期」に入ります。自分でしたいこと、と自分の実際にできる能力が追いつかないため、出来なかったことに対して感情が爆発してしまうシーンもよく見受けられます。そんな扱いの難しく感じる2歳の特性に合わせたしつけ方を4つご紹介致します。

まずは気持ちを受け止める

大人からすればして欲しくない行為を子どもがしてしまうと、ついつい、叱ってしまいますよね。例えば、良くある兄弟喧嘩で上の子が下の子を叩いてしまったシーンに遭遇したとします。そのシーンだけ切り取ってみてしまうと、「叩いたらいけないでしょ!!」と頭ごなしにその行動を否定してしまうことはありませんか?子どもからすれば、その「叩く」行為にもちゃんとした理由があります。下の子が遊んでいるおもちゃを無理やり奪ったかもしれませんよね?そのような理由を聞いたり、怒ってしまった気持ちをまずは受け止めましょう。大人でも理不尽に頭ごなしに否定されてしまっては面白くありませんよね。子どもならなおさらです。やってしまった行動の理由を聞いて、感情を受け止めてあげて、解決策を提示することで、子どもも落ち着きを取りもどすことができますよ。

危険なことはしっかりとしつける

子どもが小さいうちは、「だめよ」とストップをかけるとすぐに聞いてくれますが、自我が芽生える2歳頃になってくると、そのような制止に対しても、「いやだ」と拒否して言うことを聞かなくなってきますよね。基本的には本当に危険なこと意外のことに対しては、させてあげて見守る姿勢が大事です。子どもも失敗する上で学んでいくことも多くありますし、あまりにも、「だめ」行動を制限されると子どもにもストレスがかかってしまいます。親が子どもに対して真剣に強く叱るのは、子どもの命に関わる危険な行動をしたときです。例えば道路に飛び出そうとしたときなどは、強く「だめよ!」と制止して、しつけてあげましょう。普段からそのような制止をしていると、いざ危険なときに使っても聞いてくれない可能性があるので、強く「だめ」と制止をするのは、本当に危険な時をしたときに使用しましょう。

できるようになったことに目を向ける

2歳という時期はまだまだ未熟で、出来ないことなどに目がいきがちですが、毎日少しずつ成長しています。例えば自分から「おはよう」と挨拶ができるようになった。などといった本当に些細なことでもいいですので、その出来ることに目を向けるように意識してあげましょう。特に2歳まではできたことを。何でもオーバー気味に褒めてあげるといいですよ。褒められるということは、自信を持つことや自己肯定感にも繋がります。また、どんな事を褒めていいのか分からないときは、結果ではなく、過程に目をむけてあげるといいです。靴をはくのを間違ったとしても、「自分で靴を履こうとしてて、偉いね」といった風に過程を褒めてあげることで、失敗したとしても、また挑戦しようという前向きに取り組もうとする力もつきますよ。

楽しさを教える

子どもがして欲しくないことをして、しつけるときに、叱るという方法をとっている方は多くいらっしゃると思います。子どもからしてみれば、叱られたくないから一時的に辞めているだけであって、また繰り返してしまうことが大半です。子どものしつけには工夫が必要で、子どもが楽しいと思えるように教えることが、しつけの鍵となってきます。例えば食事中「席につかない、たべない」といった行動があるとします。このようなときには、子どもが興味を持つような食器にしたり、盛り付けの際に星型のにんじんを使ったりなど、食事が楽しいと思えるような工夫をしてみましょう。食卓で、家族がみんなで楽しそうに会話をするなどの環境作りも「食事は楽しいこと」に繋がりますので、ぜひ試してみてください。

まとめ

2歳の時期は自我も芽生え、しつけに苦労する時期です。しかし、子どもの行う行動1つ1つには意味があります。その行動に対して頭ごなしに感情的に叱り付けても効果はありません。子どもの行動に対して理由をしっかり聞いて受け止めた上で、社会のルールなどを冷静に教育することが大切です。最も効果的なのは叱ることよりも、子どもが楽しいと思えるように工夫をすることですので、子どもの反応をみながら親子一緒に成長できるといいですね。

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